ファイルを除外する方法

場合によっては、検索結果から特定のファイルまたは特定の種類のファイルを除外することが有用です。

除外フィルターは、大量のデータの検索を迅速化するのに役立ちます。たとえば、特定のサブパスが検索に関連しない場合、TreeSize はそれらをスキップできます。また、特定のデータが結果セットにまったく表示されないようにすることも可能です。

その一例が、ほとんどの場合削除または移動すべきでないシステムファイルです。このようなファイルを最初から表示しないようにするために、対応する除外フィルターを定義できます。

除外フィルターを作成する方法は2つあります:

グローバル検索フィルターを使用する

ファイルを検索から除外する最も簡単な方法は、それらをグローバル検索フィルターのリストに追加することです。

グローバル検索フィルターは、その名の通り、アプリケーション全体に対して定義できます。個別の検索定義とは異なり、すべての検索に対して有効ですが、各検索ごとにオンまたはオフにすることができます。

グローバル検索フィルターは、「除外フィルター」のオプションダイアログで有効化および調整できます。

フィルター定義の一部として

高度な検索内で別のフィルターを使用して、特定のファイルを除外することもできます。たとえば、最小ファイルサイズの既存のフィルターがあるとします。

これは、特定のファイル(例:「システムファイル」)を検索から除外する別のフィルターと「And」接続詞を介して組み合わせることができます。

この例における除外フィルターは、次のように定義されます:

  • 最初の選択ボックスで ファイルタイプ を選択します

  • 2 番目の選択ボックスで 等しくない を選択します

  • 3 番目の選択ボックスで システムファイル を選択します

元のフィルターと除外フィルターが「And」を介して組み合わされていることを確認してください。つまり、両者には「And」選択を含む共通の親があります。

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この方法を使用することで、さらに複雑な組み合わせを作成できます。

たとえば、複数の包含フィルターがすでに「Or」を介して組み合わされている場合があります(例:ファイル名 = "指定したファイル名" OR ファイル名 = "違うファイル名")。

この既存の組み合わせを除外フィルターと接続するには、完全な「Or」グループを新しい除外フィルターと「And」で組み合わせることが必要です。

システムファイルを除外するテンプレートは、異なるファイル名を検索しながら同時にシステムファイルを除外する例を示しています。